2022-03-08
不動産売却には通常、3か月~6か月程度かかるとされています。
しかし売りたい物件の条件によっては、これより長引くことは珍しくありません。
そこで不動産売却が長引く原因や、対処法をご紹介します。
横浜市港南区に不動産をお持ちの方は、ぜひチェックしてみてください。
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不動産売却は、媒介依頼から物件の引き渡しまで少なくとも3か月はかかるのが一般的です。
しかし土地や一戸建てのように、敷地の境界線の確定作業が必要な物件では、さらに時間を要する場合があります。
また築古の物件も買い手は見つかりにくいため、相続で取得した不動産には注意が必要です。
このほかさまざまな原因により、売却活動が長引くケースは珍しくありません。
そこで不動産売却が長引く原因には、どのようなものがあるのかを確認していきましょう。
不動産の販売価格は、築年数や物件の種別、そのエリアの相場などを総合的に加味して決定します。
また価格以外にも、引き渡しのタイミングなどの条件が加わります。
しかしこれらの条件が適切でないと、売却活動は長引いてしまうでしょう。
不動産には、売れやすいシーズンがあります。
一般的には新年度を迎える春と、転勤の多い秋になると不動産需要が高まります。
一方で夏や冬は市場の動きが鈍いため、売却活動も長引く可能性が高い点に注意してください。
仲介を担う不動産会社にも、得意・不得意な分野があります。
そのため媒介契約を締結する際は、売りたい物件に適した会社を選ばなければなりません。
またエリアによっても適する売却方法は異なるので、地域事情に精通した不動産会社に依頼するのがポイントです。
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不動産売却が長引くことを避けるためには、一般的な手続きの流れを知ることがポイントです。
そこで通常の不動産売却ではどのくらいの期間がかかるのか、手続き方法とともに確認していきましょう。
不動産売却を決めたら、事前準備を始めましょう。
不動産会社に価格査定を依頼するだけでなく、自分でも周辺の相場価格を確認するのがおすすめです。
たとえば築年数や間取りが類似する物件なら、売り出し価格を決めるときの参考になるでしょう。
レインズ・マーケット・インフォメーションや、土地総合情報システムなど、一般の方でも閲覧可能なデータベースを利用してみてください。
このとき注意したいのが、売り出し価格はあくまでも売主の希望額である点です。
実際の取引では買主との交渉により価格が決定するため、不動産売却が長引くときは成約価格に注目してみてください。
相場を把握したら、不動産会社に価格査定を依頼します。
価格査定には、机上査定と訪問査定の2種類があります。
目安の金額を把握したい場合は、早ければ当日中にも結果が出る机上査定がおすすめです。
そして精度の高い査定価格を知りたいなら、現地調査を伴う訪問査定を利用しましょう。
訪問査定には1時間程度かかるほか、結果が出るまでに1週間程度かかるでしょう。
インスペクションを実施するのもおすすめ
築古の物件のように、売却活動が長引くと予想される場合はインスペクションを実施するのもおすすめです。
劣化状況や不具合の有無を詳しく調べられるため、建物の実態をより正確に把握できます。
インスペクションの結果を踏まえた査定結果を出してもらうことも可能なので、価格査定依頼と併せて検討してみても良いでしょう。
不動産会社と媒介契約を締結すると、売却活動がスタートします。
売却活動の期間には、インターネットやチラシでの広告宣伝、購入希望者の内覧対応などをおこないます。
通常は2週間~3週間程度で、内覧予約などの反響が来ることが多いようです。
ただし問い合わせすらない状態なら、宣伝が足りていない・売り出し条件(価格など)に問題があると考えられます。
売却活動が長引くのを避けるためにも、価格などを早めに見直す必要があるでしょう。
売買交渉がまとまれば、売買契約を締結します。
契約締結に合わせて手付金を受領し、引き渡し時に残金を決済します。
買主が住宅ローンを利用する場合、ローンの審査に2週間~1か月程度の期間がかかるでしょう。
そのため代金の決済と引き渡しの日程は、余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。
そこでスケジュール調整をしやすくするため、購入希望者が現れた時点で希望する日取りをヒアリングしておくのがおすすめです。
なお法務局での所有権移転登記の手続きは平日におこなうので、代金の決済と物件の引き渡しも平日になります。
さらに日程は買主の意向が優先されることが多いため、確実にスケジュールを空けられるようにしておくのがポイントです。
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不動産売却が長引く原因は物件によりさまざまなので、個別の状況に合わせた対処法が欠かせません。
建物であれば、清掃や荷物の整理整頓を徹底するなどの対処法が考えられます。
土地であれば、隣地との境界を確定したり、土壌汚染・埋設物の有無を調査するなど、物件の問題点を一つずつ解消していきましょう。
このほかスムーズに売却を進めるために知っておきたい、おすすめの対処法をご紹介します。
前述したように、不動産取引が活発になるのは、一般的に次のシーズンであると言われています。
このほか、大型連休や近隣に競合物件が少ないタイミングも、売れやすい傾向にあります。
また不動産を購入する方の多くは、入居希望日の3か月~4か月前から物件探しをスタートします。
そのため売りたいシーズンの3か月前までには、売却活動をスタートするのがおすすめの対処法です。
売却活動をスタートしても内覧予約の問い合わせすらない場合は、売り出し価格や条件が適切でない可能性があります。
そこで競合物件の価格や条件と比較し、必要に応じて値下げなどを検討することになるでしょう。
そのため売却活動をスタートする時点で、売却できる最低価格や譲れない条件を決めておくのがおすすめです。
取引に求める最低ラインが定まっていれば、不動産会社から適切な販売方針を提案してもらえるでしょう。
短期間での売却をご希望であれば、不動産会社による買取を検討してみてはいかがでしょうか。
買主を募ったり交渉したりする手間が不要で、買取価格に納得すれば数日~1か月程度で売却できます。
売却が長引くリスクもないため、売れにくい物件でお困りの方でも安心です。
ただし相場よりも安くなることが多いため、時間がかかったとしても少しでも高く売りたい方はご注意ください。
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不動産売却はなぜ長引くことがあるのか、その原因や対処法をご紹介しました。
なかなか売れないときは、不動産会社と相談しながら価格の見直しなどを進めいきましょう。
(株)リレーションシップでは、横浜市港南区で価格査定依頼を受け付けております。
不動産売却が長引いていてお困りの方も、お気軽にご相談ください。
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